今回は8年前にBanされたAdsenseアカウントが復活した話です。Google AdSenseは Google社が提供する広告配信サービスです。ブログへの広告貼り付けやアプリへの広告挿入など様々なプラットフォームでの広告配信をサポートしています。
今回はそのGoogle AdSenseのアカウントがBanされた経緯と8年ぶりに復活した話をまとめておきます。
AdSense アカウントがBanされた経緯
AdSense アカウントの作成
2012年当時、家を購入した記録をブログに残そうと思い、GoogleのブログサービスBloggerに日記を残していました。そこで、AdSenseを使えば簡単にブログに広告を掲載できることを知り、アカウントの申込をしました。
申込は無事承認され、以下のメールが届きました。
中身はほとんど見ていなかったように思います。そして赤枠内の重要事項にすぐさま違反することになります。
ブログに広告を入れ、表示されて嬉しくなりプログラムポリシーを理解していない自分は早速表示された広告を自分でポチっとしてしまします。
また、周りの知人にもサイトを紹介し、その知人もポチポチ広告をクリックしていました。
アカウントの非承認
数か月後、AdSense運営さんから以下のようなメールが届きます。
ここで、自分で広告クリックしたのがポリシーに反していることを知ります。
ただ、広告で稼いでやろう、とかブログを今後も書き続けよう、とか思っていなかったのでこのときは「ま、いっか」くらいにしか思っていませんでした。
そして、やる気0の内容で無効なアカウントについてのの申し立てをしてしまうのでした。
無効なアカウントについての申し立て
無効なアカウントについての申し立てとは、自分がポリシーに違反しているだろう点を振り返り、何がだめだったか詳細な分析やそれに対する対策を添えてアカウント復活をお願いすることです。
この時、真剣に考えていなかった自分は適当な内容(自分でクリックしちゃった、ごめんなさい)程度の一言添えて申請してしまいました。
申請すると以下のようなメールが来ました。
申し立ての二度目はねーぜと書いてあります。そして、当然結果は・・
あー、だめか。まぁしゃーない、切り替えてこと思った記憶があります。
申し立ての内容も適当で、やる気のなさもあふれていたので、運営からすればこいつのアカウント再開するメリットが何もないと判断されたのでしょう。
今後、二度と参加できません とGoogle AdSenseから別れを告げられてしまいました。。。
AdSense を復活させようと思った経緯
それから8年後の2020年、コロナで家にいることも多くなり、エンジニアリング的な内容や日々のことを残すため、本ブログを開始しました。
ブログの記事のめに、並行してUnityを使ったアプリを書いていました。その中でアプリ内の広告に関する記事を書くためにサービスを調べていたところ、Admobというサービスがあることを知ります。
Admob利用に必要となるAdSenseアカウント
Admob単体で利用できるのかと思っていたのですが、AdSenseアカウントが必要になることを知ります。
そこで、8年前のメールを引っ張り出して、アカウント復活可能かどうか調べたのですが、前述のメールの通り、2度目はないよ、もうお前はAdSense二度と使えないよという内容であきらめていました。
ただ、ネットを調べると以下のようなケースで復活したという話も見かけていました。
- Banされたけどブログを続けていると数年後にAdSenseやらないかという誘いのメールが来た方
- 久々に申し立てしてみたら承認され、復活した方
ただ、これらの情報が少ないので、あまりよくあるケースではないのかと思います。
再度申し立て
ダメ元で再度申し立てをしてみました。前回NGを食らった内容には一切触れず、以下の内容を懇切丁寧に説明し、申し立てしました。
- ブログに広告を掲載し、動作検証のため複数回クリックした旨
- ポリシーを理解できていなかった点
- 友人家族に注意喚起できておらず、そこからも不正なクリックが発生してしまった点
- 今後の再発防止策として、家族友人へのブログアプリを共有せず、もし共有してしまった場合でも広告ポリシーについてきちんと説明する点
- また、自身も誤クリックが発生しないよう注意する点
送信すると、上で受信したのとまったく同じ受領完了メールが来ました。
そして復活へ・・・
5月8日に申し立てをし、次の日、9日に以下のメールを受信しました。
本文中の「直ちに」という表現は何か申し訳なくなるのですが、無事復活しました。復活できた理由は不明ですがいくつか理由が考えられます。
- やる気を出して反省文を書いたことが評価された?
- 当時犯した罪がまだ浅いと判断された?
- 8年も月日が経過したから時効で許された?
- 承認する組織が変わるなどして、Banの基準が変わった?
といったことが考えられますが、真相は謎です。もしBanされた方で時間が経っている方は再度申し立てすれば復活するかもしれません。
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