[ポイ活]dポイント改定でポイントは貯まりやすくなるか?

dポイントガチ勢として気になるdポイント改定のニュースが飛び込んできました。今の自分と比較してdポイントはさらに貯まりやすくなるのか?それともいつもの改悪なのか?ライトユーザーやdocomo以外のユーザーにとってはどうなのかをまとめておこうと思います。

2022.3.7追記
書き漏れていた改悪点の「dカード以外のカードを紐づけて決済した場合ポイントなし」について追記。




まずは結論 改悪か改善か?

街のお買い物の際dポイントカードをよく提示している人は改善の恩恵を受けやすく、月に獲得するポイント数にもよりますが、おおむね獲得ポイントは増加すると思います。

dポイントカードはほとんど提示せず、ECショップなどでのdカード、d払いメインでdポイントを貯めている人にとっては少しポイントが増えるかな?程度の改善だと思います。

また、携帯はdocomoではないけど、dポイントを貯めているという人もdポイントカードの提示頻度で受けられる恩恵が変わってきます

一方、docomo歴は長いけど、d払いやdカード、ポイントカードは使っていないという人は改善の割りを食って改悪となります。

まとめると

  • dポイントカード提携店でd払いをよく使う方はポイント増の改善
  • そもそもd払いを使っていない場合はポイント減の改悪

となります。

dポイントクラブの改定内容

これまでは月に貯まるdポイント、もしくは利用年月でステージが決まっていたdポイントクラブですが、プラチナステージ専用のクーポンが利用できるのと、ずっとドコモ特典(年一回)位でいまいち存在感がありませんでした。(とはいえ、まめに応募していたらコンサートのチケットなどたまに当たることもありましたが。)

しかし、今回の改定でdポイントクラブのステージ毎にdポイントカードポイント還元率が変わるという大きな変更が行われます。日常の還元率が変わるので結構インパクトのある変更です。

改定前と改定後で比較を簡単にまとめます。名称がステージからランクに変更になっています。

改定前
  1. 直近半年の獲得ポイント or 契約年数でランク決定
  2. ステージ毎でdポイントカードのポイント還元率は同じ(1pt/200円)
  3. 高ステージほど誕生月に進呈される「ずっとドコモ特典」のポイントが高い(最大3000pt)
改定後
  1. 直近三か月の獲得ポイントでステージ決定
  2. 高ステージほどdポイントカードのポイント還元率が高い(最大2.5pt/200円)。ただし月に進呈されるポイントの最大は15,000pt
  3. 「ずっとドコモ特典」が廃止。誕生月にポイント還元率がアップして、ポイントが多くもらえる(最大5000pt)

これ以外にもdカードGoldでケータイ料金払った時のポイントもランク判定対象になるとかどうでもいい変更(そもそもGold持ってる人はプラチナステージだった)がありますが、上記からは省略しています。

変更1 ランクとランク判定

ランクはこれまでのdポイントクラブより上がりやすくなっていると思いますが、docomoの利用期間がステージアップの条件から外されているのは、長期利用者にとって改悪ではないかと思います。

月1700ptの獲得は携帯利用料だけでの達成は難しいので、d払いを使っていなかったり、dカードを所有せず、携帯だけを利用しているお年寄りはおのずと低ランクとなります。

要は、長期利用者に対して、ランクを上げたいならd払いやdカードでポイントためろよというのを突きつけたということになります。こういうキャッシュレスに疎い年寄りは切り捨てていくスタイルですかね。

変更2 最大2.5%のポイント還元率

これも、一瞬「おぉ!」と思う方もいるかもしれませんが、d払いやdCardによる決済の金額に対して2.5%ではない点に注意です。あくまでdポイントカードが使える店でないとだめで、d払い使えます、iD使えますの店ではポイント還元率アップの恩恵は受けられません

では、dポイントカードが使える実店舗ってどこがあるかというと、こちらにまとめてあります。

実店舗で dポイントカード が使える限られた店でのみの恩恵になるので、数字のインパクトの割りに還元ポイント数はちょっと微妙ですね。

変更その3 ずっとドコモ特典が廃止

ずっとドコモ特典が廃止され、代わりに誕生日月のd払いの還元率がdocomoの契約年数とプランに応じて上乗せされる長期利用ありがとう特典というのが新設されます。

還元されるポイントは最大5000ptなので、普段d払い利用しているユーザーには改善になります。

ただ、えぐいのはキャッシュレスを使っていない年寄りの長期利用者をがっつり排除しに来ているところです。

うちの妻のお母さんはd払いは使っていませんが、毎年ずっとドコモ特典で手に入るdocomoポイントを楽しみにしています。そういう長年docomoを支えた長期利用者でキャッシュレスに疎い年寄りはがっつり損します。

長期利用ありがとう特典

長期利用ありがとう特典は誕生月にd払いの還元率を上げて獲得ポイントを増やすという特典で、これまでのずっとドコモ特典では3000pt固定だったところを最大5000pt獲得することができます。

ただ、ランクが五つ星の時、d払いで25000円利用しなければ5000ptの還元を受けることができません。普段25000円もd払いで買い物しないという方もいるかと思います。

そこで、ふるさと納税をd払いで支払うことをお勧めします。

ふるさと納税を12月に駆け込みで行う方も多いかと思いますが、自分の誕生月にd払いでふるさと納税をしておくのはいかがでしょうか?ふるさとチョイスがd払いでのふるさと納税に対応しています。

ただし、 長期利用ありがとう特典 のところに※一部特典対象外の店舗・商品がございますとあるので、こちらが対象となるか確認してから利用するようにしてください。

あとはAmazonやNojima Online、ABC Martなど日常品を購入できるECサイトもd払いに対応しているので、消耗品を買い込んでおくのもお勧めです。

紐づけられるカードはdカードのみへ改悪

d払いの支払い方法にクレジットカードを指定することができ、ポイントカード、d払い、クレカ払いでポイントの三重取りできます。これまではdカード以外のカードを紐づけてそのカードのポイントを貯めている人もいたかと思いますが、それができなくなります。

dカード以外のカードを紐づけてd払いをした場合、d払いで得られるポイントは0になります。

これは、人によっては地味に痛い改悪になります。メインのカードのポイントを貯めながら、d払いでdポイントを貯めるという使い方ができなくなります。

自分はd払いに三井住友カードを紐づけて、三井住友カードの年間ボーナスポイントの足しにしようと思っていたのですが、それができなくなりました。。。

おわりに

最初ニュースを見た時は一瞬「おぉ!」と思ったのですが、ふたを開けてみると日ごろd払いを使っているユーザーを優遇して、長期利用者のうちd払いを利用していないユーザーを切るといういつもの長期利用者に厳しいdocomoの姿勢はそのままでした。

結局、たとえ高い通信料を長年払い続けたユーザーであってもd払いを利用していないと優遇されないということでね。

そういう方のためにせめて「d払いを使わない人にはサービス改悪になりますよ!d払い使ってください!」とアナウンスしてあげればいいのに。。。

「長期ありがとう特典!」というサービス名なのに、「ただし、さらに金を使わないと特典が受けられません!ポイントほしけりゃ金使って!」という、心からありがとうと思っていない、サービス名とサービス内容の矛盾もdocomoらしいと思いました。

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