アドフリくん (adfurikun) という広告配信サービスをUnityアプリに組み込んで広告表示させるにあたって、アカウントの作成から、アプリの登録、SDKの入手などアプリに組み込むための準備についてご紹介します。
アドフリくんはスマートフォンアプリ特化型のSSPで様々なタイプの広告を簡単に表示できるのが特徴です。
その他の広告サービスについてはこちらにまとめておりますので合わせてご確認いただければと思います。
アドフリくんアカウントの作成手順
アカウント作成
アドフリくんアカウント作成はこちらのサイトから行います。
画面中央の新規お申し込みはこちらを選択します。

規約に同意して進みます。

利用申し込みに必要な情報を入力します。個人での申し込みなので、ディベロッパー名は本名を記入しています。また、webサイトのURLも必須となっています。

回答を送信すると、以下の画面が表示され、受け付け受領メールが来ます。

この後審査が行われ、無事合格するとアカウントが発行されます。なお、申請から審査完了まで約一週間ほどかかりました。他の広告サービスより審査が長めです。
管理画面へのログイン
トップページ右上からログインします。

初期パスワードはメールに添付されていますので、そちらを使ってログインします。

広告表示準備の流れ
口座情報登録
最初にログインすると銀行口座情報の登録を求められるので、上段メニューのアカウントを選択します。

下の方にある口座情報を編集を選択。

必要な情報を入力して変更を保存を選択。

アプリ/サイトの登録
アプリを登録します。画面上段の広告枠→アプリ/サイトを選択します。

アプリ/サイトの追加を選択。

必須となっている項目を全て入力し、送信を選択。

以下の通り、アプリがリストに追加されます。

Androidアプリ登録時の注意点
Androidアプリを登録する際、アプリ署名鍵のSHA1の値が必要となります。

こちらの値はGoogle Play Consoleから登録アプリを選択して、左のメニューのアプリの完全性を選択すると表示されます。

広告枠の追加
アプリに表示する広告を追加していきます。先ほどのリストから広告枠の追加を選択します。

広告枠名は自身が区別がつく名前であれば何でも問題ありません。ここではシンプルなバナーを画面下(フッター)に表示する広告を登録しています。

送信するとアプリに広告枠が登録されます。

アドネットワークの利用申請
広告枠に紐づけるアドネットワークとその配信比率を設定します。アドフリ君はSSPですので複数の広告を決められた配信比率で自動で選択して配信してくれます。
先ほど追加した広告枠の画面の下の方に設定があります。

以前記事で扱ったことのあるnendとi-mobileを利用申請してみます。

利用申請するを選択すると申請中となりました。
SDKの入手
SDKはこちらのダウンロードページから入手します。Unityの最新版は2.7.1でした。

おわりに
アドフリくんのアカウント登録から広告枠の準備、SDKの入手について説明しました。審査は他社と比べて少々時間がかかります。また各アドネットワークの利用申請もそれぞれ時間がかかることから、他のサービスよりも開始までの時間を見ておいた方がよいです。
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