先日開設した 日興フロッギー でついに生まれて初めて株を購入しました。何の銘柄を買えばいいのか、いつ買えばいいのかもわからず、わからない用語を調べながら、手探りで購入してみました。
本記事ではどんな銘柄をなぜ選んだかなど初心者なりに考えた過程をお伝えいたします。なお、これから株を始める方はこのような記事は参考にしないで、もっとエキスパートの記事を読むことをお勧めします。
日興フロッギーの口座開設の話はこちらの記事にまとめています。
いつ買うか?
私の株に対するイメージは「株価を見て買いたいタイミングで株数を指定して購入する」というものでした。しかし日興フロッギーの買い方はそれとは異なりました。まず、100円からでも購入できるとあるように、購入は株数指定ではなく、金額指定で、金額に応じた株数が約定されます。
そして、約定のタイミングはチャートのその時の価格ではなく、午前の取引開始時(前場)と午後の取引開始時(後場)の価格での約定となります。よって、瞬間的に上げ下げしているところを狙って買ったり売ったりはできないので、株を長く保有する前提での購入に向いています。
で、取引のタイミングですが、午前中であれば前場・後場の両方をタイミングによって変えることができます。朝の5~8時であれば前場注文、8~11時半であれば後場注文となります。海外の株価をギリギリまでみて8時までに注文するというのが良いようです。
ただ、初心者の私にはあまり関係がない話です。先にも述べましたが、株を長く保有する前提で購入することになるので、買いたいと思った時に多少の変動にビビらず買うのがよいと思いました。
どの銘柄を買うか?
初めて株を買うにあたり、自分が知っている企業数なんぞわずかな有名企業だけで、世の中には膨大な株式会社が存在していることを思い知らされました。膨大な中から特定の銘柄を選ばないといけないこと、日々変わる株価、上がりそうなタイミングはいつか、など色々なことに圧倒され、しばらくは株を買うことができませんでした。
初心者なりに何かしらの根拠を持つ(正解、不正解はおいておいて)ことで、株を買うことができるようになるのではないかと思い、株を購入する根拠について調べていました。初心者なりの考え方をここにまとめておきます。
株主優待は一回やってみたい
ミーハーですが、株をやるなら株主優待を一回は受け取ってみたいと思いました。株主優待はある一定数の株価を所有することで受け取れる企業からの優待です。QUOカードや金券、カタログギフトなどが受け取れます。
ただ、株価が高いと100株以上保有するにはかなりのお金が必要になり、現実的ではなくなります。なるべく株価が安くて株主優待がある会社を選ぶことにしました。
高配当な株
配当とは会社の利益を株主に還元・分配することで、株数に比例して還元されます。たとえ株価が下がったとしても配当が高ければ売らずに我慢できると思ったからです。
四季報のパラメータを参考にする
四季報とは企業のデータがまとめられたドキュメントで、企業の現在の状態、これまでの変遷、これからの見込みなど色々な情報が読み取れるようです。ゲームのステータス画面の詳しい版みたいなものと思っています。
就職活動をまともにしていない私は初めてみました。
多くの情報があり、どう扱えばいいのかわからないのですが、以下の3つの条件を加味して購入の条件にしました。
理論株価
理論株価は事業価値からこれくらいの株価が妥当ではないかという一つの指標です。この理論株価より現在の株価が低い場合はお買い得感があるようです。
PER
1株当たりの純利益に対して、株価が何倍の値を付けているかです。倍率が大きければ利益に対して株が高いので割高感があり、低ければもう少し株価が高くてもいいでしょうという指標になるようです。10倍程度を目安に判断するのがよいようです。
四季報評価とリスク予想
顔文字の数でリスクや業績が評価されています。業績はニッコリ顔が多い方が良く、リスクは怒り顔が少ないほど良いようです。
結局買った銘柄
以下に購入した銘柄の一部と根拠をまとめておきます。業種もなるべく色々なものを買うように意識しました。
銘柄 | 市場テーマ | 理由 |
ヤマダHD | 家電量販店/インバウンド/スマートハウス |
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ディア・ ライフ | ワンルームマンション/不動産投資/人材派遣/トランクルーム |
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ミズホメディー | インフルエンザ/バイオ/遺伝子 |
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コニカミノルタ | IoT/OA機器/有機EL/テレワーク/医療機器 |
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ソフトバンク | MaaS (モビリティアズサービス) /自動運転/キャッシュレス |
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ENEOSホールディングス | 円高好感/水素/石油/原油・天然ガス開発/銅 |
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おわりに
dポイントで買った株なので、あまりお金を使ったというドキドキ感はなく、まずは株というものがどういった感じなのかを学ぶにはいいなと思いました。多分これをリアルマネーで買っていたら結構気になって頻繁に株価をチェックしてしまい、慣れるまでは生活に支障がでそうです。
今回、口座開設と同時に作ったNISA口座を一般NISA口座にして、これらの株を管理するつもりでした。しかし、購入額が高額ではなく、一般NISAを使うのは持て余してしまうと判断し、積み立てNISAとして利用することにしました。
積み立てNISAについてはまた別の記事にしようと思います。
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